週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス

串カツ田中「95億円の賭け」ピソラ買収の成算 創業者が10億円出しても株価急落を招いた"高値掴み"リスク

6分で読める
  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト

INDEX

ロードサイドでひときわ高い集客力を発揮するピソラ。串カツ田中が買収したものの、懸念点も多い(筆者撮影)
【写真を見る】串カツ田中「95億円の賭け」ピソラ買収の成算 創業者が10億円出しても株価急落を招いた"高値掴み"リスク(8枚)

串カツ田中ホールディングスが買収した「ピソラ」。近畿、東海地方のロードサイド中心に62店舗を展開するファミリーレストランだ。

しかし、その店づくりは従来のファミレスとは一線を画している。「バリのリゾート」をイメージした非日常の空間で、単価3000~4000円でパスタやピザのイタリアンとドリンクバーを2時間ゆったりと楽しむ店だ。店の詳細な様子は前編を参照してほしい。

「ピソラ」M&Aの懸念点を考える

時代の流れによりファミレスは新しい施策や業態転換を進める中、ピソラは「近所で楽しめるプチ贅沢」という新しいファミレスの形を提案。それがお客のニーズにしっかりハマり、ヒットしている。そうした点に串カツ田中は可能性を見出し今回のM&Aに至ったのだろう。

ただしこの買収には懸念点もある。財務上の不安と、競合の存在だ。一つずつ解説していきたい。

【前編を読む】:「串カツ田中」が9月に買った謎のファミレスの正体 人気店に足を運んでわかった"プチ贅沢"店の衝撃

次ページが続きます:
【「脱・串カツ田中」宣言が意味するもの】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象