各ビジネスホテルの代名詞的なサービス・設備を紹介し、その奥にある、経営哲学や歴史、ホスピタリティまでを紐解いていく連載「ビジネスホテル、言われてみればよく知らない話」。
第17回は、静岡を中心に全国に8ホテルを持つ人気チェーン静鉄ホテルプレジオの理念や経営姿勢を前後編で分析する。
好調が続く静鉄ホテルプレジオ
静鉄ホテルプレジオというビジネスホテルをご存じだろうか? 静岡駅北・南をはじめ、沼津、博多、京都烏丸御池と四条、東京・田町、そして大阪・心斎橋に展開するチェーングループだ。
平均稼働率は2024年4~9月で80%。業績も好調で、親会社の静岡鉄道の2024年11月の発表によると、2025年3月期の連結決算では、連結純利益が前期比2%増の32億円の見込み。期初予想から17億円上方修正している。営業収益も前期比5%増の1792億円で、予想から83億円上方修正された。
好調の要因には、主力の自動車販売事業が伸びていることと、前期比約2倍とレジャー・サービス業が好調なこと、なかでもビジネスホテル事業が前期比109%に伸びていることがあげられるという。
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