静鉄プレジオ「トレンドに逆行」した部屋作りの妙 部屋が狭くなるビジホ業界で広い部屋を貫く理由

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会員システムはシンプル、わかりやすさもポイント

他方、会員システムはごくシンプルだ。1回の宿泊において、「宿泊費3%オフ」「次回宿泊で使える5%分のポイント付与」の特典があり、溜まったポイントはPayPayなど各種電子マネーサービスのポイントに変えることもできる。 

ここまで客室、ベッド、備品、会員システムと見てきたが、いずれも、出張族にとって必要最低限+αを手堅く押さえている。インバウンド増加で客室価格が高騰する現在にあって、良心的に思えるのは筆者だけだろうか。 

なぜ、このようなホテルづくりができているのだろうか。背景には、同ホテルの成り立ちがある。 

【もっと読む】地方の鉄道会社が成功「誠実ビジホ」執念の"実態" ものづくりの境地?静鉄ホテルプレジオの凄み では、後発でありながらも支持されるホテルづくりに向き合った担当者たちが奮闘について、ホテル業界に詳しいライター・編集者の笹間聖子氏が詳しくお伝えしている。
笹間 聖子 フリーライター・編集者

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ささま・せいこ / Seiko Sasama

フリーライター、時々編集者。おもなジャンルはホテルビジネス、幼児教育、企業ストーリー。編集プロダクション2社を経て2019年に独立。ホテル業界専門誌で16年間執筆を続けており、ホテルと経営者の取材経験多数。「週刊ホテルレストラン」「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」「FQ Kids」などで執筆。企業のnote発信サポーター、ブックライターとしても活動。大阪在住。

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