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静鉄プレジオ「トレンドに逆行」した部屋作りの妙 部屋が狭くなるビジホ業界で広い部屋を貫く理由

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アウトソーシングしている清掃業者が、限られた時間で掃除がしやすい利点も考えての設計だそうだ。 

「静鉄ホテルプレジオ大阪心斎橋」のダブルルーム。ドアからの動線が一直線に確保されている(写真提供:静岡鉄道) 

部屋を広くしても、しっかり儲けを出せる 

べッドサイズも若干大きめで、「沼津」ではシングルルームで1520×1950mmのベッドを、「大阪心斎橋」では1600×2030mmのベッドを採用。「静岡駅北」では1400✕1960mm、「静岡駅南」と「京都烏丸御池」では1400×2030mmのベッドを設置している。 

ホテルによってサイズは少しずつ異なるが、基本がダブルサイズ1400✕1960mmで、それ以下はない。いずれも、大人一人なら手足を伸ばしてゆったり眠れるサイズ感だ。 

しかも、「静岡駅北」はサータ社、それ以外はシモンズ社製と、クオリティに定評のある有名ブランドが選ばれている。 

「静鉄ホテルプレジオ静岡駅南」のシングルルームには、1400×2030mmのベッドが配置されている(写真提供:静岡鉄道) 

このように、シングルルームでも客室やベッドが広いので、ホテルによっては2人、3人で割安に宿泊する設定があるのもポイントだ。 

価格は需給に応じて変動するため一概には言えないが、内田さんによると、「1人1万円の客室に、2人なら1人6000円で泊まれるくらい」の価格感だという。夏休みや年末年始などに幼児連れの家族が利用したり、女性グループにも喜ばれているそうだ。 

「静鉄ホテルプレジオ大阪心斎橋」には、2階建てベッドのトリプルルームも。部屋に広さがあるので、窮屈感は感じない(写真提供:静岡鉄道) 

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