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ジョナサン跡地に出現「体験型イタリアン」の実力 すかいらーく新業態「ペルティカ」の実力やいかに

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  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
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ボタンを押すと濃縮液と水がジャーっと流れてくる味気ないディスペンサーはここにはない。ジュースやフルーツティーのポットが並び、紅茶も様々なフレーバーの茶葉が置かれ目移りしてしまう。炭酸サーバーもあり、シロップを割って好みの炭酸ドリンクも楽しめた。

コーヒーの「ブリューイングマシン」。淹れたてが楽しめる(筆者撮影)

何より感動したのは、コーヒーの「ブリューイングマシン」。ハンドドリップする際に使うものと同じような三角ドリッパーにペーパーフィルターとコーヒー豆をセットし、スイッチを押すと自動でいい感じに湯が抽出される。人の手で淹れる時と同じような動作で抽出されるので特別感があった。

ドリンクバーの延長にはデザートのショーケースも。こちらは別料金。今後はアフタヌーンティーの提供も予定しているとのこと(筆者撮影)

「体験型」のメニューが新しい

ドリンクだけでなく料理も従来のファミレスにはない工夫が見られた。「ペルティカ」では「体験型」のメニューが売りで、その1つが「擦りたてフレッシュバジルのジェノベーゼ」だ。

最初に提供されるバジルのすり鉢/すり終わったもの(筆者撮影)

こちらを注文すると、まずバジルや松の実、オリーブオイルが入ったすり鉢が運ばれてくる。客が自らこのバジルを混ぜ合わせることで香りを楽しむという趣向だ。混ぜ終わったバジルは回収され、それがパスタになって戻ってくる。

女1人で訪れた筆者が黙々とバジルを混ぜる姿はシュールだったが、例えば子連れ客ならば「自分の混ぜたバジルがパスタになった!」と喜んでもらえそうだ。

先ほどのバジルがパスタになって再度提供される(筆者撮影)

このジェノベーゼを見て筆者が思い出したのは、明大前の人気イタリアン「スポルカチョーネ」。こちらもすりたてバジルのジェノベーゼが名物で、同様に客前でバジルを混ぜ合わせるパフォーマンスを行っており、希望すれば客が混ぜることもできる。おそらくこれをヒントにしたのではないだろうか。

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【おしゃれな個人店をファミレスに落とし込んだ?】

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