あなたがパーティーを楽しんでいるかどうかは知らないが、もし楽しんでいないなら、楽しんでいるふりをするのはやめたほうがいい。実際、多くの人はパーティーを楽しんでいるふりをして貴重な時間を浪費している。
自分の時間だから、それを何に使おうと、自発的であるかぎり素晴らしいことだ。ただし、楽しんでいるふりをする必要はないと私は思う。
「金曜の夜にパブで一緒にビールを飲もう」という友人からの誘いを断ることに決めたとしよう。だが、どうやってその気持ちを相手に伝えればいいかわからない。友人は「一緒に飲めば楽しく過ごせるからワクワクするよ」と言っている。
では、その友人は「一緒にわが家で静かに読書をしよう」というあなたの誘いを受け入れて、「面白そうな本だからワクワクするよ」と言うだろうか?
興味のない誘いを断ることを、自分を大切にしている証しとみなそう。興味のない誘いを断ることについて謝っているなら、外向型の人があなたに対する扱いを変えてくれることは期待できない。
あなたが気まずそうに謝っているかぎり、外向型の人はひとりで過ごしたいというあなたの本心を理解できないからだ。
上手に断るための5つのヒント
友人からのパーティーへの誘いを断るのに役立つ提案を紹介しよう。
1. 謝るのをやめる
自分の幸せを最大化するために時間を使いたいと願っていることについて謝る必要はまったくない。逆の立場から考えてみよう。あなたは外向型の人がパーティーを楽しもうとするのを止めないだろう。それは本人の自由だからだ。
とすれば、あなたも自分の自由を他人が制限しようとするのを許可してはいけない。「行きたいけれど、ちょっと事情があって難しい」と申し訳なさそうに言う必要はない。そんなことをしているかぎり、あなたは周囲の人から誘われ続けることになる。
2. 自分が内向型であることを伝える
その際、自分のニーズではなく願望をポジティブな表現で伝えることが大切だ。たとえば「今夜、家でゆっくり休む必要がある」という言い方ではなく、「今夜、好きな本を読むのが楽しみだ」とか「今夜は家でゆっくりくつろぎたい」という言い方をすると、自分の気持ちが相手に伝わりやすい。
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