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物議呼んだ「90歳の車椅子登山」知られざる舞台裏 三浦雄一郎氏の次男、豪太氏はどう支えたのか

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  • 三浦 豪太 プロスキーヤー、博士(医学)、慶応義塾大学特任准教授

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たくさんの仲間たちと、富士山に挑む喜びを分かち合うことができた(写真:『諦めない心、ゆだねる勇気 老いに親しむレシピ』)
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2023年8月、 冒険家・三浦雄一郎氏の次男、豪太氏(54歳)は、要介護4の「寝たきり状態」から奇跡の回復を果たした父・雄一郎氏(90歳・当時)の「富士登山」挑戦を、多くの協力メンバーをまとめ、アウトドア用車椅子を使うことでサポート、無事に成功させた。
しかし、車椅子を使った雄一郎氏の富士登山は賛否両論を呼び、富士山登頂を伝えるYahoo!ニュースには2300件を超えるコメントが寄せられた。 要介護4の寝たきり状態から、富士山頂に至るまで――その裏側にはいったい何があったのか?
超高齢社会の日本でこれからとても重要になってくるという「インクルーシブ野外活動」について、雄一郎氏との共著『諦めない心、ゆだねる勇気』の豪太氏執筆部分から、一部抜粋・再編集・加筆してお届けします(全3回)。

「寝たきり状態」になった父の挑戦

2023年8月末、足にしびれの残る障がいのある父は、多くの仲間たちと一緒に富士山に挑み、自分の足とアウトドア用車椅子の併用スタイルで登頂に成功した。そして、僕らは登頂の喜びをみんなで分かち合った。

今回、父の挑戦が断片的にメディアで報じられることにより、一部に批判的な声もあったと聞く。

「自分の足で登らなければ “登山” とはいえないのではないか?」

「周りに迷惑をかけているだけではないのか?」

「万全ではない健康状態での富士登山は無謀ではないか?」

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【世界各地で始まっている「インクルーシブ野外活動」】

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