「今年こそ!」婚活成就目指す人に送る成功の秘訣 仲人が教える「結婚できる人・できない人」の差

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そして、こちらがLINEやメールを入れているのに、返信が2日、3日空くという相手とは、結婚まで進まないことが多い。なぜ返信が空くのか。理由は2つ。1つはそもそも連絡をマメに入れるタイプではない、もう1つは相手に興味がない、だ。

どんな相手に対しても、自身が連絡をマメに入れるタイプではなかったら、その人は婚活で結婚できない。婚活においては、2人の距離を縮めるために、お互いの努力とエネルギーが必要だ。それができない人は婚活に向いていない。

もう1つ、「その相手には連絡するのが億劫」という場合。それはそもそも相性が合わないので、早々と交際終了にしたほうがいい。婚活なので結婚につながらない交際をしていても、時間が無駄になるだけだ。

婚活期間中は、LINEやメールは連絡ツールではなく、コミュニケーションツールだと心得てほしい。

相手に期待しすぎるとうまくいかない

さとし(41歳、仮名)は、みさ(37歳、仮名)と仮交際に入って、1カ月が過ぎた。LINEのやり取りはほぼ毎日、デートを2度ほどしたが、その後にみさの相談室から交際終了の連絡が入った。その理由はこうだった。

「送ったLINEに返事は来るのですが、内容を無視した返信が多かったようです。女性としては“自分に興味がないのではないか”と思ったとのことでした」

みさが、「今日、カフェで冬限定のこんな飲み物を飲みました。美味しかった〜」とLINEで写真を送ると、その飲み物のことには触れずに、次回いつ会うか、その予定を聞いてくる。「今日のランチは、こんな感じです」と食べ物の写真を送っても、それには触れず、自分の話をする。それをみさは“自分に興味がない”と捉えたようだ。

これを伝えると、さとしは言った。

「自分としては、写真を見て、“ああ、そうか”と思っていたけれど、そこにもいちいち『可愛らしい飲み物ですね』『美味しそうですね』と反応しないといけないんですか? 婚活って面倒だな」

この2人は、そもそも相性が合わなかったのだと思う。あえて、この2人に助言するとしたら、みさは自分の思いどおりの反応が相手から来なかったことに、いちいち腹を立てないほうがいいし、さとしは、その指摘を「婚活って面倒だな」と捉えないほうがいい。

恋愛感情をうまく育てられない人の特徴は、相手に自分が望む反応を期待しすぎる。また、相手から要求されたことを面倒だと思う。人は1人ひとり違うので、過度な期待はしないほうがいい。大きな気持ちで相手を許容し、減点法ではなく、加点法で相手を見ていくことが大切だ。

婚活をスタートして半年経ったさとる(38歳、仮名)に、こんなことを言われたことがあった。

「僕は、入会のときに言われたとおり、交際になったらファーストコールで次に会う日を決めて、その週の半ばの水曜か木曜の仕事終わり出会うか、週末のどちらかで会うようにしていました。LINEも毎日入れていました。それでもうまくいかない」

彼の年収は900万円で、見た目もさわやか系のハンサムだったので、見合いは組める。根が真面目なので、2人の距離を縮めるための行動も起こしている。ところが、それが結果に結び付かない。

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