「今年こそ!」婚活成就目指す人に送る成功の秘訣 仲人が教える「結婚できる人・できない人」の差

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このとき大切なのは、次のデートの日程を決めることだ。それも、お見合いした日からそう遠くない日を設定したほうがいい。

お見合いは、週末の土日で組まれることが多い。そこで交際になったら、始まった週の水曜か木曜の会社終わりに軽く食事に行く。もしくは、その週末の土曜か日曜のどちらかで、ランチか夕食を共にする約束をすることをお勧めする。

連絡を密に取らない人は失敗する

お見合いが成立したのに、お見合いをする日が1カ月以上も先だったり、交際になってファーストコールをしたのに、ファーストデートをするまでの期間が、1カ月以上が空いたりした交際は、ほぼうまくいかない。

以前、会員のしおり(32歳、仮名)がファーストコールを終えた後に、こんな報告を入れてきた。

「今日の人、『今仕事がとても忙しい時期だから、落ち着いたら連絡をします』と言っていたんですけど、いつごろ落ち着くのかも伝えずに、電話を切ってしまいました」

そして、そこから1カ月間、何の音沙汰もなかった。私が相手の相談室にこの状況を伝えて、「交際するお気持ちはおありですか?」と連絡すると、「確認しましたところ、気持ちはあるようですので、早めにご連絡するよう伝えました」とのことだった。

そこから2週間後、2人は始めて都内のカフェでお茶をすることになった。お見合いから1カ月半が経っていた。お見合いとファーストコールで1時間程度しか話したことがない相手に、1カ月半も放置をされたら、その男性の存在など忘却の彼方に消え去っている。

「今、仕事が忙しいので、落ち着いたらまた連絡します」

「月末に資格試験があるので、それが終わったら連絡します」

こんなふうに、お見合いから次のデートまで時間を空けてしまった交際で、成婚にいたったカップルは、私がお世話をした限りでは、皆無だ。

婚活での出会いは、交際をスタートさせたときが一番テンションが上がっている。そこで連絡を入れず放置すると、テンションは一気に下がってしまう。人間関係ができていないときに下がったテンションは、二度と上がらない。

ファーストコールを終えたら翌日からは、できれば毎日LINEかメールでやり取りすることを心がけてほしい。

ただし長いものは送らないこと。

日記のようなLINEやメールは、毎日書くほうも大変。また、返信する側は、“もらった文章量を、返さなくてはいけない”という意識が働くので、返すのが面倒になる。送っている側は前向きな気持ちを伝えたくて、長いメールやLINEを送るのだろうが、これは逆効果だ。

「おはようございます。今日も寒いですね」「いいお天気ですね。お互いに仕事頑張りましょう」「お疲れ様でした。寒いので暖かくして休んでください」「週末会えるのを楽しみにしています」この程度でいい。

LINEなら「今日食べたランチです」「家の近くにこんな花が咲いていました」と写真を送ったり、ショート動画を送ったりするのもいいだろう。

「こんな意味のないことのやり取りを、なぜ毎日しないといけないのですか?」と、以前、会員から聞かれたことがあった。これは、先にも書いたが、“婚活の出会いは人間性ができあがっていない。だからこそ、1日1回は、自分の存在を相手に認識してもらう” そんな意味があるからだ。

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