あなたも何気なく言ってるかも「嫌われる話し方」 ちょっとした「言い換え」で好印象になる!

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損 「私って何歳に見えます?」 → 得 「私、〇歳なんですけど」

会話のなかで、もったいぶってやたらとクイズを出したがる人がいます。「私って何歳に見えます?」「中国でいま、伸びてる産業って何だと思う?」などといった具合。クイズを出されたほうはイライラしますし、「うまく答えなきゃ」というプレッシャーを感じることに。結果的に「損」してしまう話し方です。

余計なことはせずに、サクッと情報を伝えていくほうが「得」です。

損 「いいですよ」 → 得 「わかりました」

「資料つくっておいてくれる?」と頼む上司に「いいですよ」と返す部下が増えているそうです。何気ないひとことですが、上司の印象は悪いでしょう。

なぜならそこには「上から目線」というか、「やってあげてもいい」というニュアンスが入ってしまうからです。上司に頼まれ事をしたときのフレーズは「わかりました」「了解しました」が正解です。

「だって」「でも」は損!

損 「だって」 → 得 「とはいえ」
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会話のところどころに「だって」「でも」を使う人は損をしています。「だって、○○さんがそうおっしゃっていたので」「でも、得意先が納得しないんですよ」など。「言い訳」っぽい印象になってしまいます。

反論したいのであれば「というのも」「とはいえ」が有効です。これなら「説明」のニュアンスが出て、相手もきちんと聞いてくれるはずです。

損 「どうせ」 → 得 「きっと」

「どうせ」のあとに続くのは、かならずネガティブな言葉です。「どうせ、うまくいかない」「どうせ、面接に落ちる」。いつもそんなネガティブなことばかり言っている人とつきあいたいという人は少ないでしょう。

「どうせ」と言いたくなったら無理にでも「きっと」を使いましょう。「きっと、うまくいく」「きっと、面接は通る」。ポジティブな言葉は「得」の宝庫です。

損 「は?」 → 得 「え、どういうこと?」

聞き返すときに「は?」と言う人がいます。クセになっている人もいますが、これは損するフレーズ。ケンカや言い合いに発展する可能性のある乱暴な言葉です。

得するのは「どういうこと?」「すみません、どういうことですか?」でしょう。聞こえづらかった、意味がわからなかった、というちょっとした問いかけのときほど、丁寧にたずねるようにしましょう。

五百田 達成 作家、心理カウンセラー

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いおた たつなり / Tatsunari Iota

米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー、株式会社 五百田達成事務所代表。35万部を突破した察しない男 説明しない女シリーズ、『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数。東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「コミュニケーション心理」「職場の人間関係」を主なテーマに執筆や講演を行う。

 

 

 

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