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中学生の4月がうまく回りだす!5つの簡単なコツ 友人関係や部活、勉強と心配ごとは山ほど

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

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中学生が新年度におさえておくとよい「5つの準備」をご紹介します(写真:sasaki106/PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

【相談内容】
4月から中1になる子がいます。子どもに石田先生に聞いてみたいことあるか聞いたところ、次のような質問がありました。
「新しく中学に進学することで、部活など楽しみにしていることもありますが、不安なこともあります。特に勉強面は不安です。また、4月からスマホを持ったので楽しいのですが、スマホ中毒の話も聞きました。これからの中学生活をどう過ごしたらいいか教えてください」
以上、ご回答いただければ幸いです。
(仮名:山形さん)

友人関係や、学校での自分の居場所、部活、そして勉強と、中学生を取り巻く心配ごとは山ほどあります。

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大人への階段を上り始めた中学生にとって、特に初めて直面する問題に戸惑うことが多々あります。

そこで、これまで4000人以上の中学生を直接指導してきた経験から、新年度におさえておくとよい「準備」についてお伝えします。準備とは、これからやってくると思われる前述の問題に対する事前準備という意味です。

これまで中学生たちに話をしてきた中で、特に彼らの心にヒットした「5つの準備」についてご紹介しますので、ぜひお子さんに伝えてあげてください。

新年度におさえておくとよい5つの準備

(1)文具をそろえる

「なぜ文具なのか?」と意外に思うかもしれません。中学生には、始めから教訓めいた話やあるべき論の話をしても心は動きません。それよりも具体的に行動しやすい点から話をしていきます。中学生が毎日使うモノの1つとして文具がありますが、筆者は中学生には「文具は自分のお気に入りを選ぶように!」といつも伝えています。なぜなら、“商売道具”だからです。

大工さんでいえば、カンナやノコギリにあたります。プログラマーでいえば、パソコンにあたります。その大切な“商売道具”は継続して使うものです。シャープペンシル、蛍光ペン、ボールペン、付箋、クリアファイルの5つは必須アイテムですが、特にシャープペンシルの使用頻度は高く、勉強のたびに使うため慎重に選びます。持っていて疲れない、持っていてうれしい、思わず書きたくなるもの選ぶことをオススメしています。

これは極めて重要な点です。このような文具にこだわることなく勉強ができる子もいますが、できれば心理的負担、身体的負担を無意識に軽減できる文具を使用することで、日々の勉強に対する意識が変わっていくことが実際にあるのです。

そして何よりも文具を買うという行動を起こすことは、これからのさまざまな行動の「はずみ車」が回りだすことになります。

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【新年度の準備、2つ目は?】

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