大網白里市は、千葉県中央部に位置する人口約4万8000人の街だ。東京都心から50~60キロメートル圏にあり、都心からの距離は、神奈川県平塚市や東京都青梅市、埼玉県加須(かぞ)市、茨城県つくば市などと同程度。市域は東西に長く、千葉市に接する西側は丘陵地帯、中央は平地で田園地区、そして東側には県内有数の海水浴場を抱える白里海岸がある。
この街が、都心で働く人のための住宅地として注目を集めるようになったのは、バブル崩壊から数年経った1995年ごろである。土地区画整理事業が行われ、JR大網駅を挟んで南側にはみずほ台、北側にはみどりが丘という住宅地ができた。北西部では、東急不動産がゴルフ場と戸建て住宅を融合させた、フェアウェー隣接の高級住宅地「季美の森」を開発し、話題となった。このほかにも三菱地所などの大手デベロッパーが戸建て住宅、マンションなどを次々に分譲した。
交通の便も悪くない。大網駅からJR京葉線直通の快速電車や特急「わかしお」などに乗車すれば、東京駅までは50分から1時間10分程度だ。また、高速バスを利用する場合、東京駅を18時45分に出発するバスは約1時間後の19時49分には大網駅に到着する。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)を利用して木更津方面へ向かえば、東京湾アクアラインを経て東京方面につながる。
自然環境もよい。県道83号山田台大網白里線を東に向かえば、白里海水浴場にぶつかる。白里海岸は九十九里浜のほぼ中央、幅500メートル、長さ3.5キロメートルに及ぶ海岸で、以前はイワシ漁が盛んだった。白里海岸から九十九里有料道路を南下すれば、太東、大原など、釣りには絶好の港が複数ある。
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