「クラブハウス」が1月下旬以降、日本のアーリーアダプター(流行に敏感な層)の間で急速に広がっている。
クラブハウスとは、米国で生まれた音声SNSと呼ばれるサービスだ。テーマごとに設けられた「ルーム(部屋)」でユーザー同士が会話する。ほかのユーザーの会話を聞くだけでもよく、「挙手」して「承認」されればスピーカーとなって会話に加わることもできる。
有名経営者や芸能人が雑談しているルーム、スタートアップの企画会議のルーム、とんかつを揚げている音を聞くルームなどその内容は多種多様。オンライン版社交場と形容されることもあり、参加したルームで著名人と会話を交わすチャンスもある。テーマ設定やモデレーター(進行役)の進行でルームごとに空気感がまったく違うのが興味深い。
これまでのところiPhoneやiPadでしか利用できない(アンドロイドOSのスマートフォンは不可)うえ、招待制であるといった敷居の高さによって特別感を演出することに成功。一時は「招待」をもらおうと躍起になる人が続出した。
クラブハウス内での発言は記録されず(規約で録音はNG)、コメント機能もない。どんな話がされているか知るには、リアルタイムで聞くしかない(ツイッターやフェイスブックなどほかのSNSでおおよその内容は伝わってくる)。貴重な情報を聞き逃したくないという心理が働き、長時間利用してしまう仕組みになっている。
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