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キャリア・教育 #マーケティング神話の崩壊

ユーチューバーは親友と同じ 視聴者との対話の機会を増やす

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広告業界関係者向けのイベントで、今をときめくユーチューバーのインタビュー映像を見た。印象的だった一幕がある。人気の秘訣を聞かれ、どこか歯切れ悪く出てきたその答えは、「毎日動画を上げること」だった。

これは意外だった。ファンと積極的にコミュニケーションを取ること、自分だけのオリジナルのコンテンツを持つこと、ほかにはいない個性的なキャラクターになること。そういう答えを予想していたのだ。筆者と同じような答えを予想していた人たちから、何度も腑に落ちない顔をされた経験があるのだろう。そう考えると、彼のコメントの歯切れ悪さも何となく納得がいった。

「毎日動画を上げること」がなぜそれほど重要なのか。筆者もツイッターで1.6万人ほどのフォロワーを持つ「マイクロインフルエンサー」の端くれだから、毎日上げることの重要性はよく理解できる。これにより、視聴者との対話の機会を増やせるからだ。制作者側にすれば、対話を通じて、いろいろな試行錯誤を繰り返し、視聴者に広く受け入れられるコンテンツの勘所をつかむことができる。

接触回数の多さが大切

インターネット以前の時代、コンテンツ制作にはお金と時間がかかった。そのプロセスで活躍したのが、放送作家やコピーライター、クリエーティブディレクターという人たちだった。新しい企画が広く世に受け入れられるかどうか。それは彼らの実績や所属企業の目利き力で保証されたのである。

その当時、素人がテレビ番組の企画や広告コピーを考え出すことも可能ではあったと思うが、世の中に受け入れられるという保証はなかった。ところが、今はスマートフォンで動画の撮影も編集もできる。それを視聴者との対話で「補正」していけば、ヒットコンテンツができる確度は高まる。

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