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ライフ #樋口直哉の「シン・定番ごはん」

あの食感の秘訣は砂糖「喫茶店ナポリタン」作る技 濃厚な味わいをシンプルな材料で手軽に再現

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休日のランチメニューにオススメな、手軽でおいしい「ナポリタン」の作り方を伝授します
在宅勤務、外出自粛によって、家で料理をする人が増えたのではないでしょうか。料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番の料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作る方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介します。今回は喫茶店の定番メニュー「ナポリタン」です。
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ナポリタンは人気の料理。僕は『note』というブログのようなメディアプラットフォームにレシピを掲載していますが、なかでも「喫茶店のナポリタンの作り方、プロの味に近づけるための工夫をいくつか」というnoteは多く読まれ、反響も大きかった記事です。

ナポリタンはイタリアのパスタ料理ではなく、日本生まれ、日本育ちの料理。そのため、通常のパスタのセオリーは通用しません。例えばイタリアでは「アルデンテ」という言葉に代表されるように、パスタをゆで過ぎないように注意しますが、ナポリタンの場合はしっかりとゆでます。

「塩と砂糖を入れてゆでる」が今の最適解

お店の味に近づけるポイントは『パスタをゆでてから冷蔵庫で一晩寝かし、水分を加えながらよく炒める』というもの。注文のたびにスパゲッティをゆでている余裕のない店ではゆで置きをしますが、その工程で麺の水分量が増え、それを焼くことで独特のモチモチ感が出るからです。

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とはいえ、家庭では「ナポリタンを食べたい」と思い立ってからスパゲッティをゆで、食べるのは翌日……というのは非現実的です。

それを解決するためにさまざまな方法――パスタを水に浸けておく、水からゆでる――などを試しましたが、(今のところ)僕が導き出した最適解は「太めのスパゲッティを塩と砂糖を入れた熱湯で、袋の表示時間より1分長くゆでる」というもの。僕自身、さまざまな媒体でいろいろなナポリタンのレシピを発表していますが、これが最新版です。

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【なぜ砂糖を加えるのか?】

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