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皆が活躍できる社会へ「MASHING UP」開催 メディアジーン

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「コミュニケーション能力が可能性を広げる」セッションでは、カナダからClaire Tousignant氏が来日

11月29日と30日の2日間、渋谷TRUNK(HOTEL)でビジネスカンファレンス「MASHING UP」が開催された。人種、性別、業種を超えたすべての人が強くしなやかに活躍できる社会の創出を目的としたイベントは今回で2回目を迎えた。今回は2日間にわたりトランクホテルの4会場で、各界のリーダー、インフルエンサーをゲストスピーカーに迎え43のセッションと、ネットワーキングパーティーが行われ、平日にもかかわらず、数多くのセッションで満席状態が続いたという。

分野を超えた魅力的な人々がマッシュアップすることで、どのような化学反応が生まれるのか。今回のテーマ「Bravery & Empathy - 勇気と共感」のもとに、約1000名が訪れた、

活気と華やかさにあふれたイベントについてご紹介したい。

メディアジーン 執行役員
遠藤祐子

会場は、スタイリッシュなデザインもさることながら、ソーシャラインジングをコンセプトに、オープンから注目を集め続ける「TRUNK(HOTEL)」だ。

「会場選びについては、そのしつらえやコンセプトも含めて、来場してくださる方とのコミュニケーションまでデザインしたいと考えて、こだわって選びました」と話すのは、「MASHING UP」を企画した株式会社メディアジーンの執行役員・遠藤祐子氏だ。

「私たちは渋谷にある企業なので、渋谷区と一緒にダイバーシティ推進を進めていきたいと思っています。そのような思いもあり、渋谷という場所にもこだわってTRUNK(HOTEL)での開催を選びました」と続ける。

2回目となる今回は、1回目と比べ、より多くの手応えを感じているという。

「イベントを通じて、女性をはじめとして、多様な人材の活躍の後押しと、ダイバーシティの推進を図っていきたい。それらを進めることが、イノベーションにつながると考えています。日本ではどうしてもトライブごとに分かれてしまい、その中のうなずき合いで終わってしまいがちですが、イベントを通じて、異なるコミュニティの人を結びつけ、ミックスすることで化学反応を起こしていきたい。働き方や、商品・製品に対する新しい視点をもたらし、人と社会にイノベーションを起こすためにさまざまなコミュニケーションを提供していきます。もっとイベントを拡大したいと思っておりますし、来年も行う予定です」

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