｢5月に売れ｣の相場格言は当てはまらない? 売買しつつ､来年の譲渡益税アップにも備える

ドル円が100円突破！もう少し持っていれば良かった

【5月4日（土）】米雇用統計は4月、16万5000人増と市場予想の14万人を上回り、NYダウは、一時1万5000ドル突破。

【5月7日（火）】ゴールデンウイーク（4連休）明けの日経平均は、486円高の1万4180円と4年11カ月ぶりに1万4000円台を回復した。特に売買はなし。

【5月9日（木）】昨年12月14日に再上場した居酒屋チェーンのチムニー（3178）が、朝から買い気配で9時27分、150円ストップ高の1010円で寄り付き、 保有株全部の600株を売却。16万5573円の利益確定。買いは2013年1月に730円で（買値からの値上がり率38.3％）。優待目的で保有してい たが、昨日引け後、73万5000株（発行済株式総数に対する割合3.8％）の自己株買いを発表した。取得価額の総額は7億3500万円なので、1株当た りにすると1000円の予算と計算することができる。

チムニーは、再上場時の公募売り出し価格も1株1000円で、上場初日の初値は945円と公募割れし、そのままの状態（昨日の終値860円）が続いていた。本日終値、114円高の974円。自己株買いが終了して、株価が下がればまた買うつもり。

22時25分、1ドル99円30銭で10万ドル売り、3万0170円の利益確定。買いは4月25日に99円で。買ってから一時、97円05銭まで円高が進んだのだが、実は97円と95円で各10万ドルの無期限買い注文を入れていた。だが、約定せず円安となり約定となった。なかなか100円の壁が突破できず、しばらくボックスで動くのだったら、1円、2円の値幅で短期売買したほうがいいのではないかと判断した。

【5月10日（金）】午前3時、1ドルは100円7銭と1円44銭の円安で100円の壁を突破してきた。1ドル＝100円台は、4年1カ月ぶり。長期的にはまだまだ円安は進むと予想はしていたものの、たった30銭の利幅で利益確定してしまい、後悔する。損はしていないものの、なかなかこちらの思惑どおりに動いてくれない。