激突!「リッツ」vs「ルヴァン」攻防戦の行方 棚取りを巡る戦い、軍配が上がるのは?

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上が以前のヤマザキ製、下がモンデリーズ社製。オレオ以外のモンデリーズ社製には「枚数は目安です」の記載がある。パッケージだけでなく味や形状などに変化がみられる

9月12日、モンデリーズ社製のクラッカー・リッツが店頭に並び始めた――。

リッツといえば、46年間に渡って山崎製パンの子会社・ヤマザキ・ナビスコがライセンス製造・販売を行ってきたブランドである。だが、本家モンデリーズ社の日本法人が自社製造・販売に切り替える方針を打ち出したため、ヤマザキ・ナビスコは8月末でリッツの生産を終了。9月1日からは社名をヤマザキビスケットに変更し、後継商品となるルヴァンの製造・販売を開始している。

まだ流通在庫が残っているためか、小売店側もさすがに新・旧製品を並べて陳列するということはしないらしい。一部の小売店舗ではヤマザキ製のリッツが売られているが、大手の量販店やコンビニでは、ほぼモンデリーズ社製の製品に入れ替わっている。

ヤマザキ製に熱烈なファンも

ライセンス契約終了の対象にはリッツのほか、プレミアムクラッカーやオレオも含まれている。ヤマザキ製には熱烈なファンも付いているようで、モンデリーズ社製品の発売直前の9月1週目には、大手量販店で「国産のリッツが食べられる最後のチャンスです」というポップ付きで売られていた。街中の店頭がほぼモンデリーズ社製に入れ替わった現在では、アマゾンで39枚入り10箱のセットがクラッカー部門の売れ筋1位になっている。

それではモンデリーズ社製とヤマザキ製の製品はどのくらい違うのか。

まずはリッツ。ヤマザキは国内工場での製造だったが、モンデリーズ社製はインドネシアの自社工場。標準サイズの39枚入りはどちらも紙箱入りで、見た目はよく似てはいるが、ロゴのデザインや色合いが若干変わった。ヤマザキ製に入っていた登録商標マークがモンデリーズ社製には入っていない。ヤマザキ製には箱の裏にレシピが付いていたが、モンデリーズ社製は表も裏も同じデザイン。

いちばん違うのは内容量の表示。ヤマザキ製は枚数表示で、13枚入りのパックが3パックなので13枚×3パック表示だが、モンデリーズ社製は13枚×3パックとしながらも、「枚数は目安です」という一言が入っている。中身を開けてみると、その意味がわかった。厚みが均等ではなくバラツキがある。一枚の中で厚いところと薄いところがあり、一枚一枚も厚みが違う。最初に開封したパックには14枚入っていた。

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