学習障害の息子が慶応に合格、母が直面した「合理的配慮」をめぐる過酷な現実

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菊田史子(きくた・ふみこ)一般社団法人読み書き配慮代表理事学習障害のある息子が慶応義塾高等学校へ進学したのを機に学習障害(LD)の社会的解決を目指して同法人を立ち上げる。LDを「知る(理解)・調べる(検査)・支援する」を柱に、データベース事業、セミナー・相談事業などを展開。「読み書き苦手な子供のスクールKIKUTA」は、著書『読み書き困難のある子どもたちへの支援〜子どもとICTをつなぐKIKUTAメソッド』(金子書房)でノウハウを公開している
文字を書くことが難しい有祐さんにとって、手書きの宿題は苦行だった(写真:編集部撮影)
6年生から授業でiPadを使えることになった有祐さん
KIKUTAでは、LD当事者の大学生がスタッフとして子どもたちをサポート。大学生は人の役に立てることを体験し、子どもたちは自分に合った学びのスキルを得ながら大学生の姿に将来の希望を見出す場になっているという
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