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三陸鉄道「特別列車」30人の乗客だけが聞いた話

東日本大震災から10年が経った2021年3月11日に三陸鉄道を走った「3・11を語り継ぐ 感謝のリレー列車」(記者撮影)
車両には復興を支援した人々をイメージしたラッピングを施した(記者撮影)
上下で色の違う防潮堤。やや黒い下半分が震災前からあった部分で、津波が乗り越えたため上部をかさ上げした(記者撮影)
沿線の工事は今も続く(記者撮影)
14時46分、車内の全員が海に向かって黙祷(記者撮影)
車内では4時間半、三陸鉄道の社員がリレー方式で震災当時の記憶を語り継いだ(記者撮影)
小学校の卒業式の写真を見せて説明する千代川さん(左)。この写真を見つめると「これからも頑張ろうね」という気持ちになると話す(記者撮影)
久慈駅に到着した特別列車。三陸鉄道は震災の語り部としての役割も担う(記者撮影)
震災当時の体験を話していた女性駅員が突然声を詰まらせた。一方で、ベテラン駅員は「入りたくて入ったの…