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総事業費69億円なのに「完成から12年も車が通れず」…開通1年で補修工事も視野、東京西部にある「開かずの大橋」の難儀な宿命

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草花大橋
東京都あきる野市・草花大橋に行ってみた(写真:筆者撮影)
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ただし、交通量は五日市街道に比べると、いささか少なさが否めない。南北の幹線として作られた道路なら、もう少し普段から車が通っていても良さそうに思えてしまう。もう少し状況を確認すべく歩いていった先で、いよいよ今回の目的地・草花大橋が見えてきた。

大きな破損はないが、随所に経年変化が見られる

草花大橋を南側から見る(写真:筆者撮影)

草花大橋の橋桁は水平ではなく、五日市街道に近い南側から、対岸の北側へと向けて下り坂になっている。反対側にある住宅地や、橋下を流れる平井川、その川に沿った農地の様子を一望できて、とても見晴らしが良い。あきる野市と言えば秋川渓谷の雄大な自然景観がよく知られているが、草花大橋からの穏やかで生活感ある眺めも中々のものだ。

橋の上から見た平井川。その横(写真右)は農地になっている(写真:筆者撮影)
橋の上からは反対側の住宅がよく見える(写真:筆者撮影)

橋を渡りながら路面や手すりの状況をチェックしてみると、大きな破損や劣化は見られず、比較的良好に保たれている。ただし一部には苔などが見えており、開通してからまだ1年でも、竣工からは13年という年月の長さも滲んでいた。

橋桁に浮かんだコケ(写真:筆者撮影)
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