商品の魅力を流れるように語る話術、思わず見とれてしまうデモンストレーション。イベントや通販番組で活躍する「実演販売士」の圧倒的なプレゼンに、財布の紐が緩んでしまった人もいるのではないだろうか。
商品に興味がなかった人すら惹きつける実演販売士の仕事には、人の心を動かす技術が詰め込まれている。実演販売士歴13年、「4万円の高圧洗浄機が1時間で完売」などの実績を持つ、ジャンプ中澤さんに「AIにはできない仕事」を聞いた。
モノは売るけど、自分を売り込んだことがない
実演販売士というと、店頭で商品をプレゼンしながら、その場でどんどん売りさばいていく仕事というイメージがある。しかし、中澤さんの仕事内容はもっと多岐にわたっているという。
「まず全体の仕事の3割がイベントでの実演です。一番多いのがBtoB向けの展示会で、東京ビッグサイトや幕張メッセのような大きな展示場を中心に全国を回っています。もう3割が動画出演。通販番組やインフォマーシャルなどの出演のほか、社内向けの教育動画といった案件もありますね」


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