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キャリア・教育 #その仕事、人間にしかできません —AI時代に光る、五感と経験のプロたち

「売るために、あえて客を減らす」—実演販売のプロが明かす意外な戦略、《買いたくなる空気》はどう作られる?

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ジャンプ中澤さん
2017年、調理系商品の実演をするジャンプ中澤さん。頭には天ぷらの食品サンプル(写真:ジャンプ中澤さん提供)

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AIやロボット技術が進化し、さまざまな仕事が自動化されていく時代。それでも、人間にしかできない仕事があるのではないでしょうか。たとえば香りや味、音、触感、装着感など、五感や身体感覚を頼りにする仕事。正解が一つではなく、経験に裏打ちされた判断が求められる仕事。データから最適解を導き出せても、最後は人の感覚で微調整する仕事――。
連載「その仕事、人間にしかできません —AI時代に光る、五感と経験のプロたち」では、ちょっぴりニッチ、でも奥深い仕事の現場を訪ね、その道のプロたちにインタビュー。AI時代だからこそ見えてくる、「人間が働くこと」の価値を、ライターの井上マサキさんが探っていきます。

商品の魅力を流れるように語る話術、思わず見とれてしまうデモンストレーション。イベントや通販番組で活躍する「実演販売士」の圧倒的なプレゼンに、財布の紐が緩んでしまった人もいるのではないだろうか。

商品に興味がなかった人すら惹きつける実演販売士の仕事には、人の心を動かす技術が詰め込まれている。実演販売士歴13年、「4万円の高圧洗浄機が1時間で完売」などの実績を持つ、ジャンプ中澤さんに「AIにはできない仕事」を聞いた。

連載「その仕事、人間にしかできません」一覧はこちら

モノは売るけど、自分を売り込んだことがない

実演販売士というと、店頭で商品をプレゼンしながら、その場でどんどん売りさばいていく仕事というイメージがある。しかし、中澤さんの仕事内容はもっと多岐にわたっているという。

「まず全体の仕事の3割がイベントでの実演です。一番多いのがBtoB向けの展示会で、東京ビッグサイトや幕張メッセのような大きな展示場を中心に全国を回っています。もう3割が動画出演。通販番組やインフォマーシャルなどの出演のほか、社内向けの教育動画といった案件もありますね」

実演販売士のジャンプ中澤さん(写真:ジャンプ中澤さん提供)
【写真を見る】「売るために、あえて客を減らす」—実演販売のプロが明かす意外な戦略、《買いたくなる空気》はどう作られる?(6枚)
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