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トリウム原子力とは何か―レアアースの外部不経済とウラン・サイクルの構造的限界を同時に解決できる原子力の正体

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レアアースを含有するモナザイト鉱石。トリウムを伴う(写真:オーストラリア連邦科学産業研究機構のホームページより)
  • 亀井 敬史 トリウム熔融塩国際フォーラム理事
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第1に、数十万年にわたって人類の管理を要求する高レベル放射性廃棄物(マイナーアクチニド:MA)の蓄積である。第2に、核兵器転用のリスクをつねにはらみ、政治的・外交的停滞によって行き場を失ったまま世界中に蓄積され続ける「過剰プルトニウム」問題である。

このウラン・サイクルの構造的行き詰まりを打破し、原子力の持続可能性を劇的に高める「第3の選択肢」として、今改めて熱い視線が注がれているのが「トリウム(トリウム232)」を燃料として用いるトリウム原子力である。

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