1/7 PAGES
2/7 PAGES
第1に、数十万年にわたって人類の管理を要求する高レベル放射性廃棄物(マイナーアクチニド:MA)の蓄積である。第2に、核兵器転用のリスクをつねにはらみ、政治的・外交的停滞によって行き場を失ったまま世界中に蓄積され続ける「過剰プルトニウム」問題である。
このウラン・サイクルの構造的行き詰まりを打破し、原子力の持続可能性を劇的に高める「第3の選択肢」として、今改めて熱い視線が注がれているのが「トリウム(トリウム232)」を燃料として用いるトリウム原子力である。
この記事は会員限定です
残り 6563文字

