まずは、バスターミナル東京八重洲の現状から。開業時はまだ準備中だったコンビニ(セブン‐イレブン)ができ、入口には観光案内所もオープンしている。八重洲地下街からの入口には9月10日にラーメン店もオープンしていた。つけ麺の名店「六厘舎」の新ブランド「参厘舎」で、早朝到着する夜行高速バスを降りた乗客の胃袋をつかむために、朝7時からの営業で、昼間よりもすっきりと食べやすい「朝ラーメン」の用意もあるなど、新店舗も「バスタ仕様」である。
昼は千葉方面、夜は夜行バスで一変
10月下旬のとある平日の発車の本数や行き先を数えてみた。バスターミナル東京八重洲は開業時から千葉県を目的地とするバスが多数発着していたことから、現在もこの日の発車本数309便のうち162便、実に半数以上が木更津、君津、銚子など千葉県内行きのバスである。近距離で通勤などでの利用が多いため、キャリーバッグやスーツケースを持った乗客の姿は昼間は目立たない。特に便数の少ない地下Aは閑散としている。
しかし、これが夜になると一変する。東北、関西、中四国、九州などへの夜行バスが一気に増え、旅行者がロビーを埋めるようになる。ちなみに、便数を数えた平日の午後は、12時台から17時台まで千葉県以外へのバスは1便もない一方、22時台は全47便のうち千葉県方面はわずか8便で残りは夜行バス、23時台も千葉県方面が3便なのに遠方への夜行バスが47便と、全く風景が変わるのである。


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