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「慶應医は居心地良かった」それでも"東大理3"へ 週3部活&月1ディズニーの仮面浪人中に"模試全国1位"の異常な生活

13分で読める
山下裕佳さん
慶應医学部での新生活を満喫していた彼女が、再び東大理3を目指した理由とは?(写真:筆者撮影)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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東京大学理科3類に合格した人へのインタビューを書籍にした『東大理Ⅲ 合格の秘訣 Vol.41 2026』(笠間書院)。今回の記事ではその中から、慶應義塾大学医学部に通いながら仮面浪人をし、1浪で東京大学理科3類に合格した山下裕佳さん(久留米大学附設中学・高校出身)のインタビューを紹介します。
小さな頃から口が達者で、とにかくさまざまな異才を発揮してきた山下さん。しかし現役時は、東大理系の問題の傾向変化に心がついていかず、まさかの不合格に。その敗北を乗り越えて慶應医学部での新生活を満喫していた彼女でしたが、紆余曲折あって、再び東大・弥生キャンパスで決戦に臨みます。
合格の秘訣は「理3に恋焦がれなかったこと」と語る山下さん。それでは、山下さんの受験ストーリーを伺っていきましょう。

女子が目指せる「明確な1番」が理3だった

――まず、医学部を目指したきっかけを教えてください。

代々医者の家系で、小さな頃から医者になって病院を継ぐつもりでいました。眼科医をしている祖母に「視覚が情報の大半を占めている」と教えてもらったとき、その重要な器官である目を扱う眼科に憧れを持ったんです。

同時に、年々家族が年を取っていく中で、高齢者に寄り添うための根本の医療をやるのも面白いかもしれないと感じて、研究医への興味も出始めました。だから大学は、医学部に進学する前提で選ぶ形になりました。

――その中で、なぜ東大理3だったのでしょうか?

中学受験のトップ校としては灘や筑駒などが有名ですが、私は女子なので目指すことができません。だから、大学受験では明確に1番とされている理3を目指したかったんです。

はっきり志望し始めたのは、中1の最初の三者面談のときです。それまでも「理3に入りたい」と軽口を叩いてはいたのですが、そのときに先生と家族が「この子は理3ですね!」とノリノリだった。それがきっかけで、理3志望になりました。

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