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「慶應医は居心地良かった」それでも"東大理3"へ 週3部活&月1ディズニーの仮面浪人中に"模試全国1位"の異常な生活

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山下裕佳さん
慶應医学部での新生活を満喫していた彼女が、再び東大理3を目指した理由とは?(写真:筆者撮影)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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――最後の英語は?

これがあまりにも難しかった。でも、自分が無理ならみんなも無理だろうと思って、とりあえずなんとか取れるところを取っていきました。

特に要約が難しかったですね。初手で解く人も多いでしょうが、なじみのない話題だったので、みんな焦ったのではないでしょうか。リスニングはいつも通り28点取れたので、そこは安心しました。試験が終わったときは、みんなも難しいと感じたはずだし、理科は90点くらい、もしかしたら100点くらい取れていそうだから、これは受かるかな、と感じていましたね。

――面接では、どんなことを聞かれましたか?

まず医者になりたい理由を聞かれたので、慶應との医学への取り組み方を比較して答えました。続いて、医者に向いている自分の要素について聞かれ、精神的に強く、やり抜く力があることに触れました。「1年間慶應で過ごして、今ここにいることがその証明です」と答えると、「本当に1年よく頑張られましたね」と、とても褒めていただきました。

さらに「進振りもあるけど医学部に行く?」と聞かれて、これは通すための質問だな、と直感しました。「医者になりたいので医学部に進学します!」とはっきり答えて、終わりました。

合格の秘訣は「理3に恋焦がれなかったこと」

――最後に、山下さんの合格の秘訣を教えてください。

『東大理III 合格の秘訣 Vol.41 2026』(笠間書院)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

私の合格の秘訣は、「理3に恋焦がれなかったこと」だったと考えています。

現役時は、絶対に理3に入りたいと強く思っていたので、模試も本番もガチガチに緊張してしまっていたんです。それに、受験勉強ばかりで息抜きも全然していなかった。だからストレスが溜まっていて、自分の実力を思う存分発揮できなかったのでしょう。

慶應に進学してからは、必ずしも理3に行く必要はないと思えたので、浪人期は緊張がほぐれて、本領を発揮できるようになりました。盲目的に目指していると、自分のことや、自分が置かれている状況を客観視できなくなります。焦っているときでも今何をすべきか冷静でいられるように、心に余裕を持ちながら、ほどほどに目指すのがいいのではないでしょうか。

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