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「慶應医は居心地良かった」それでも"東大理3"へ 週3部活&月1ディズニーの仮面浪人中に"模試全国1位"の異常な生活

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山下裕佳さん
慶應医学部での新生活を満喫していた彼女が、再び東大理3を目指した理由とは?(写真:筆者撮影)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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――先取りはしていましたか?

はい。中学2年生で高校まで進んでいました。初めて共通テスト模試を受けたのも中2です。数学1Aの学習は一通り終わっていたのですが、当時は50〜60点程度しか取れず、低いと感じていました。英語はリーディングが7割、リスニングが6割程度で、9割に届かせるのは難しかったです。国語は人生経験が足りず、まだ読めないところもあって、120点程度でした。

この頃から、オンラインマスコンテスト(OMC)という競技数学のコンテストにもチャレンジし始めました。

中3の春までに数2Bの学習が終わっていたので、夏から数3の勉強を始めました。OMCへの参加も続けつつ、趣味でAtCoder(プログラミングのコンテストサイト)などを使ってプログラミングの自習もしていましたね。生物への興味が出てきて、高校理科の勉強もスタートしています。

ただ、少し勉強から気持ちが揺らいだ時期でもあって、友達とスタバでお茶したり、おしゃれに目覚めて洋服を買ったりメイクをしたりしていました。

――それでも、模試の成績は好調だったとか。

中3で受けた駿台模試で全国上位、ベネッセの「鉄緑会東大模試」では3000人以上の中で全国55位でした。全国統一中学生テストの決勝大会にもよく招待されて、30位以内に入ってiPadやパソコンをもらうことも。もらったパソコンは今も使っています。

さらに、高2対象の第1回駿台模試も受けました。数学は偏差値70を超えていましたが、英語が難しかったですね。そうやっていろいろな模試に顔を出して遊んでいたので、高校生には不思議がられていたことでしょう。

受験を本格的に意識し始めたのは高2の春頃

――高校に上がってからはいかがでしたか?

勉強は続けていましたが、若干義務的にやるようになっていました。ただ、生物だけはモチベーションが高かったんです。母校の生物の授業が難しくて、頑張って勉強してもなかなか点数が伸びませんでした。でもこのとき初めて、点数が伸びなくても、学ぶこと自体が楽しいんだと気づいたんです。新しい知識が頭に入ってくるのが楽しかったですね。

科学の甲子園の県内予選に出たり、体育祭のダンス練習に励んだり、勉強以外のことにも熱を上げていました。

――本格的に受験を意識したのはいつ頃ですか?

高2の春頃に、勉強しないとまずいと焦り始めました。理3に受かるためには、東大型の英語で少なくとも80点、できれば90点以上欲しい。でも、高1の1年間を通して60点程度しか取れなかったんです。これは「70点の壁」がある、と気づいて、英語だけでなく数学もきっと同じだろうと考えました。

それで高2の夏休みは、いろいろな娯楽から手を引いてひたすら勉強しました。東大型の英数で安定して80点以上取れるように、さまざまな問題集を回しています。休みが明けてからも、数学の授業中に内職をして、ずっとタブレットで数学の問題を解き続けていました。

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