こうした自分の経験から、目の前のことに必死で取り組んでいれば、必要な人や情報が舞い込んでくるものだ、という1つの確信を得るようになりました。
逆に、中途半端になってしまっているビジネスからは、何ら紹介とかお誘いはありません。私がその分野で、世の中にインパクトを与えるほどの実績がないからだと思います。
私が知る年収1億円以上稼ぐ起業家も、「人脈づくりなんて意味がない」と言います。
彼はもともと環境に恵まれていたわけではありません。仕事に邁進し実績を上げているうちに、業界内で目立つようになり、彼を見込んで周囲が協力するようになっただけ。彼の持っているノウハウや取引先・顧客リストに魅力を感じ、近寄ってくる人が増えたのです。
もちろん、そうしたつながりは「人脈」とは言えない、という意見もあるでしょう。しかし、ボランティアで他人にチャンスや人を紹介してくれる人がいるでしょうか。相手もメリットがあるからこそ、時間と手間をかけてあなたを助けたり、チャンスをもたらしたりしてくれるのです。
つまり、人脈ができないのは、人脈をつくろうとしていないからではなく、他人が「お知り合いになりたい」と感じるような実績を、まだあなたが出していないということ。あなたと知り合っても、具体的なメリットが感じられないからです。
「相手に与える」ことから始める
人脈が欲しいなら、まず実績を出すこと。実績がない段階では、自分が困ったときも、安易に他人に助けを求めるのではなく、むしろ困っているときこそ、その問題を解決する力を高めようと、もっと仕事に専念するのです。
苦しいときも、儲かっているときも、周囲に仕事を発注し続け、受けた仕事は必死にやる。サラリーマンであれば、他人の仕事を助け、手柄を上司や部下に譲る。
あなたと付き合うということは、自分の時間をあなたに投資するということ。リターンのない人と過ごすほどヒマな人は多くないでしょう。相手が一流の人材ならなおさら、人付き合いにも優先順位をつけるものです。
真剣にやっていなければ、深い業界情報を知らない。「なるほど」と思わせるノウハウを持っていない。そんな状態では、相手にとっても、時間の無駄です。「人格的に素晴らしい人」は他にいくらでもいるのですから、わざわざそんな人と時間をともにする理由がありません。


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