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文字どおり"地獄の激痛"をともなう帯状疱疹 「すぐに病院に行った患者」と「グズグズしていた患者」の、その後の明暗

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少しでも気になる症状が出たら、ただちに病院へ行かないと大変なことになる(写真:Luce/PIXTA)
  • 生垣 英之 いけがき皮膚科院長、皮膚科専門医
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帯状疱疹は、見た目には軽くても、神経の炎症が進んでいることがあります。ゆえに痛みや発疹が強くなる前に、医療機関で診断を受け、必要な治療を始めることが大切なのです。

とくに、額、まぶた、鼻、耳の周囲に痛みや発疹、水疱が出ている場合は、注意してください。目の周囲では角膜炎やぶどう膜炎などによって視力に影響が出ることがあり、耳の周囲では顔面神経麻痺、難聴、めまいなどが起こることがあります。こうした症状がある場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。

抗ウイルス薬は、一般に発疹が現れてから72時間以内に開始することが望ましいとされています。もちろん、72時間を過ぎたら治療しても意味がないわけではありません。症状や皮疹の状態によっては、時間がたっていても抗ウイルス薬による治療が必要です。

平日や土曜日であれば、できるだけその日のうちに受診しましょう。休日でかかりつけの皮膚科が休診の場合でも、可能であれば休日診療所や当番医など、当日受診できる医療機関を探してください。受診できる医療機関が見つからず、発疹が限られた範囲にあり、全身状態も安定している場合は、翌日になってから受診しましょう。

一方、強い頭痛がする、意識がぼんやりする、発疹が急速に全身へ広がる、目が見えにくい、顔が動かしにくいなどの症状がある場合は、夜間や休日でも救急医療機関へ相談してください。

帯状疱疹を疑い、すぐに病院に行った患者の声

ここでは、「これは怪しい。帯状疱疹かもしれない」と思ってすぐに病院に行った人と、初動対応が遅れてしまった人との差を、実際の患者さんの声をいくつか紹介することによって知っていただきたいと思います。

まずは、素早く行動に移した人の場合です。

「朝起きたら、首から肩にかけて筋肉痛のような痛みを感じることがありました。前日に運動をしたわけでもなく、心当たりがないので不思議に思っていました。すると翌日の朝、痛みのある場所の近くに、発疹がポツポツとできていたんです。『もしかして』と思い病院に行ったところ、帯状疱疹であることが判明しました。

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