発症中の痛みは辛かったですが、幸いにして帯状疱疹後神経痛の症状は出ていません。先生からは『発疹に気づいて、急いで来てくださったからですよ』と言われました。発症後ただちに薬を飲み始め、速やかに治療に移れたことがよかったようです」(70代・女性)
初動対応が遅れてしまい後遺症に悩まされる患者も
今度は、初動対応が遅れてしまった人の場合です。
「背中の右側に急に痛みが出て、数日後に発疹も現れました。多少、かゆみがあったので、虫刺されか何かだろうと思ってかゆみ止めの薬を塗り、熱を帯びている箇所にはコールドスプレーをかけたりしました。でも、症状はまったくよくなりません。どんどん悪化する一方でした。
服を着るときも激痛が走るようになり、さすがに病院に行こうと思ったのですが、その日は土曜日で、近所の皮膚科は土日祝日が休診ではありませんか。けっきょく、もう2日待って月曜日に受診し、帯状疱疹と診断されました。異変を感じてから、1週間近く経過していましたね。
とにかく辛かったですし、現在も帯状疱疹後神経痛に悩まされています。帯状疱疹になったのは7年前です。これだけ時間が経過しても、まだピリピリとした痛みは治まりません。帯状疱疹に対して不勉強だった自分が情けないです。心から後悔しています」(60代・男性)
まさに論より証拠といいますか、経験者の言葉には重みがあります。
痛みや発疹など、体に異変を感じてすぐに医療機関を受診した人と、痛みに耐えることを選択して医療機関を受診するのが遅くなってしまった人の差は、これほどまでに大きいのです。その事実を、強く、深く、理解できたのではないでしょうか。



※ログイン後、コメント入力が可能です。