「情報を発信すれば、誰かに届く」。
そんな時代ではなくなったのです。
では、情報があふれる現代に、中小企業はどうすれば「知られる」のでしょうか。
私は、そのために必要なのは、広告費でも、人手でもないと考えています。
もっと地道で、しかし、これからのPRにとって極めて重要なものがあるのです。
今、インターネットやSNS、さらにはAIの普及によって、私たちを取り巻く情報社会は大きく変化しています。
かつてのように、誰もが同じテレビ番組を見て、翌日、職場や学校で同じ話題を共有する時代ではありません。
人々は、自分が興味を持つ情報を、自ら選んで受け取っています。
検索サイトやSNSのアルゴリズムによって、一人ひとりが、いつの間にか「自分の世界」の中に入り、関心のある情報だけに囲まれているのです。
私は、これを「情報分断化社会」と表現しています。
つまり、「マスコミに出れば、多くの人に知られる」という単純な時代ではなくなったのは、このためです。
では、どうすれば、閉じた情報空間を越えて、広く「知られる」会社になれるのでしょうか。
マスコミとSNSは、役割が違う
最近は、マスメディアを「オールドメディア」と呼んだり、「もうマスコミはいらない。SNSで十分」と考える人が増え、SNSでの情報発信のみに力を注ぐ企業もあります。
しかし、マスコミとSNSは競合するものではなく、役割が違います。
言い換えれば、マスメディアは「社会化」、SNSは「共感化」の役割を担っているのです。


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