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「SNSがあればマスコミは不要」は本当か? みんなが違うものを見ている"情報分断化社会"に効果的なPR術

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記者会見場のイメージ
「もうマスコミはいらない。SNSで十分」と言われる時代の、中小企業のPR術を考えます(写真:maroke/PIXTA)
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「情報を発信すれば、誰かに届く」。

そんな時代ではなくなったのです。

では、情報があふれる現代に、中小企業はどうすれば「知られる」のでしょうか。

私は、そのために必要なのは、広告費でも、人手でもないと考えています。

もっと地道で、しかし、これからのPRにとって極めて重要なものがあるのです。

今、インターネットやSNS、さらにはAIの普及によって、私たちを取り巻く情報社会は大きく変化しています。

かつてのように、誰もが同じテレビ番組を見て、翌日、職場や学校で同じ話題を共有する時代ではありません。

人々は、自分が興味を持つ情報を、自ら選んで受け取っています。

検索サイトやSNSのアルゴリズムによって、一人ひとりが、いつの間にか「自分の世界」の中に入り、関心のある情報だけに囲まれているのです。

私は、これを「情報分断化社会」と表現しています。

つまり、「マスコミに出れば、多くの人に知られる」という単純な時代ではなくなったのは、このためです。

では、どうすれば、閉じた情報空間を越えて、広く「知られる」会社になれるのでしょうか。

マスコミとSNSは、役割が違う

最近は、マスメディアを「オールドメディア」と呼んだり、「もうマスコミはいらない。SNSで十分」と考える人が増え、SNSでの情報発信のみに力を注ぐ企業もあります。

しかし、マスコミとSNSは競合するものではなく、役割が違います。

① マスメディアが、社会的な「認知の起点」をつくる
② SNSが、その情報を深めて、「広がり」を生み出す

言い換えれば、マスメディアは「社会化」、SNSは「共感化」の役割を担っているのです。

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