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「昔なら若手の倍もらえたのに」ポスト減で50代も年収700万止まり…若手優遇と物価高に耐える"報われない世代"の嘆息

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中高年
中高年世代にとっては受難の日々が続いている(写真:jessie/PIXTA)

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2026年の春闘の賃上げ率は昨年比5.01%と3年連続で5%を上回り、ボーナスも年間5.13カ月(約180万円)と昨年を上回る高水準が続いている(連合集計)。

「子育て世代もいる中高年層にとっては、賃上げの実感はないだろう」

ただし、この数字はあくまで平均だ。大手の産業別労働組合(産別労組)の幹部は賃上げ分の配分についてこう懸念する。

「賃金交渉では労働組合は経営側に全員に定額の賃上げを求めているが、実際の配分については労働組合が関与できないのが実態だ。年代別の賃上げを見ると、30歳までの若年層に多く配分し、40歳代、50歳代はほとんど上がっていない企業もある。子育て世代もいる中高年層にとっては、賃上げの実感はないだろう」

実際にこの産別労組に加盟する労組の春闘の回答集計によると、年代別の配分は30歳代を厚くする企業が6割を超え、初任給や30歳未満の賃金を厚くする企業が5割を超えたのに対し、40歳代は4割、50歳代に至っては2割という結果になっている。

この傾向は政府の統計でも明らかだ。

厚生労働省の25年「賃金構造基本統計調査の概況」(26年3月24日公表)によると、所定内給与額の年代別の対前年比増減率は、20~24歳4.4%増、25~29歳4.6%増、30~34歳が4.3%増と4%台であるのに対し、40~44歳は3.7%増、45~49歳1.4%増、50~54歳2.2%増、55~59歳1.1%増と、若年層に比べて中高年層の給与の伸びが明らかに低くなっている。

大学卒に限定すると、40~44歳は4.7%増と突出して高いが、45~49歳は0.2%減、50~54歳は0.7%増、55~59歳は0.4%増となっている。45歳以降はほとんど賃上げの恩恵を受けていないどころか、年齢層によっては減少すらしているのが実態だ。

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