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「子供が長い話を聞けない」問題はどうしたらいい?→地頭のいい人が実践する「話の聞き方」に解決のヒントがあった

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メモ
「地頭力」につながるメモの取り方とは?(写真:AntonioGuillem/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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実際に試すなら、次の授業や動画で、「気になったことを1つ拾う」と決めてみてください。

いきなり30分間、完璧に集中しようとする必要はありません。

聞く範囲を短く区切って、まず1つ。それができたら、もう1つ探してみるのです。

迷ったら3つの内容から選んでみる

書く内容に迷うなら、「初めて知ったこと」「疑問に思ったこと」「何かとつながったこと」のどれかを選びます。

3つ全部を埋めなくても構いません。「今日は疑問を1つ見つけよう」と、聞く前に決めておくのもいいでしょう。

これは、授業以外でも試せます。家族から一日の出来事を聞いて、「一番驚いたことは何だったのか」を一言残す。好きな動画で、面白かった理由を書いてみる。

難しい話を我慢して聞く訓練より、まずは身近な話から、聞き方を変えてみてください。

聞き終わったら、そのメモを見て、内容を一言で説明してみます。説明できなければ、「自分は、どこがわかっていないのか」を確かめる。質問できる場面なら聞いてみる。動画なら、必要なところに戻ってみる。メモを取って終わりにせず、次の行動の手がかりにするわけです。

周囲の大人も、最初からメモのうまさを採点する必要はありません。「そこが気になったんだね」「どうしてそう思ったの?」と、書いた内容から会話を始めてみる。まず育てたいのは、きれいなノートをつくる技術ではなく、受け取った情報に、自分なりの反応を返す習慣です。

もちろん、集中の難しさを、すべて聞き方の問題にするべきではありません。眠れているか、スマホの通知に中断されていないか、説明の難しさが合っているか。そうした条件も確かめる必要があります。

書くことが負担になる子には、資料に印をつけるなど、参加しやすい方法を考えていいのです。集中できない子に、ただ「ちゃんと聞きなさい」と言うよりも、「何か1つ、気になるところを探してみよう」と伝えてみる。そのほうが、何をすればいいかが具体的です。

頭のよさは、目の前の情報を、何もしなくても吸収できることだけではありません。

疑問を持ち、自分の言葉に直し、使える形にしていくこと。

そのために、聞く側から一歩働きかける。小さなメモを取る習慣には、そんな「地頭力の正体」につながる入り口があるのだと思います。

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