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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「ゲームばかりの子のどこを褒めれば?」年3000件相談受けるプロは「根拠は探さなくていい」かわりに"3日だけ"試したいこと

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ソファーに座りゲームをする小学生
子どもを褒めるには、「褒めるべき根拠」がないといけないのだろうか(写真:すとらいぷ/PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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これは「現状肯定」と「現状維持」を混同していることからくる誤解です。

人は誰しも、自分の存在を丸ごと受け入れられ、安心安全だと感じられる場所(安全基地)があって初めて、外の世界へ冒険に出たり、困難な課題に挑戦したりするエネルギーが湧いてきます。「今のままじゃダメだ」と否定され続けると、子どもはその「ダメな自分」を守ることに精一杯になり、エネルギーを消耗してしまいます。

逆に、「今のままで最高だ」と全肯定されると、子どもの心には「自己肯定感」というガソリンが満タンになります。「自分は愛されている」「自分は大丈夫だ」という確信があるからこそ、「じゃあ、次はもっとこうしてみようかな」「苦手なことにもトライしてみようかな」という前向きな意欲が自然と湧いてくるのです。

つまり、「今を最高だと認めること」は、子どもの歩みを止めることではなく、次の一歩を踏み出すための燃料を満タンにすることなのです。最初は思い込みでも構いません。そう信じて接していくうちに、子どもは本当に自信を育てていきます。

「今日のこの子は最高!」

長年の思考の癖を変えるのは難しいと感じるかもしれません。そこで、まずは「3日間」だけ、実験だと思って試してみてください。ポイントは、声に出さないこと。急に口に出すと、子どもは「何か企んでる?」と怪しみます。朝起きて、子どもの顔を見たら、心の中でつぶやきます。

「今日のこの子は最高!」

子どもがダラダラしていても、部屋が散らかっていても、ゲームばかりしていても、イライラが爆発する前に深呼吸して心の中でつぶやきます。

「それでも、常に成長している途中。今日のこの子が、最新で最高」

根拠は探さなくていいのです。ただの「呪文」だと思って唱えてみてください。不思議なことが起こります。親の肩の力が抜け、視界が少し明るくなるのを感じるはずです。「まあ、生きて笑っていてくれれば、それだけで100点満点か」という、究極の原点に戻れる瞬間が訪れます。

そして、そんな親の柔らかな雰囲気を感じ取った子どもも、少しずつ表情を変えていきます。親が忘れていた頃に、子どもは自主的に動き出すものです。

「正しい声かけ」を探す前に、まず親自身の「あり方」を整える。それだけで、家庭の空気は変わっていきます。まずは3日間、「今日のこの子は最高!」と心の中でつぶやくことから始めてみてください。

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