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親が施設に入ったら、ほとんどの人はもう自宅に戻ってこない。数多くの片付けの現場を見てきたゴミ屋敷清掃・不用品回収の専門業者「イーブイ」(大阪府))の二見文直氏は、そう考えている。この家もまた、施設に入った親が帰ってくることはなかった。
本連載では、さまざまな事情を抱え「ゴミ屋敷」となってしまった家に暮らす人たちの“孤独”と、片付けの先に見いだした“希望”に焦点をあてる。
YouTube「イーブイ片付けチャンネル」で多くの事例を配信する同社代表の二見氏に、施設に入った親の家をどう片付けるべきかを聞いた。
動画:「実家の遺品整理」家族の亀裂や悩みを抱えて取り組む姉弟の依頼【前編】1/2
姉「大変な事が押し寄せて悲しむ暇もなかった」実家の遺品整理【後編】2/2
姉「大変な事が押し寄せて悲しむ暇もなかった」実家の遺品整理【後編】2/2
「捨てられない両親」が遺した家
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今回の依頼主は、この家で育った姉と弟だった。
もとは両親と弟の3人で暮らしていたが、姉は早くに家を出た。5年前に父が他界し、母はその後1年ほど1人で暮らしたが、足腰を悪くして介護施設に入った。家は空いたまま、程なくして母も他界。姉弟は住む者がいなくなった家の処分に追われていた。
実家の居間で片付けを依頼した経緯について語る姉弟(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
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