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ライフ #「ゴミ屋敷」孤独な部屋の住人たち

「施設に入った母は二度と帰らなかった」 残された姉弟が直面した"苦い記憶"と、あまりに大変な《親の死後の片付け》

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実家の片付け
親が施設に入り、そのまま亡くなった。しかし、なかなか実家の片付けは進まなかった(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
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家の中には木製の大型家具が並び、押し入れにぎっしり詰まった段ボールからは、子どもたちが幼稚園で描いたと見られる絵やおもちゃなど、昔のモノが出てくる。もう動きもしない家電の取扱説明書まで、一通り残っている。

「父母ともに昭和初期の人間なんで、モノを捨てないんですよね。長く持つことが多いんです」(弟)

押し入れの中には年代を感じるおもちゃや子どもの描いた絵がしまわれていた(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

思い出を尋ねると、弟は「そこそこありますかね」と答えた。弟自身は家を出たり入ったりを繰り返していたという。

「私はここに住んでいないことのほうが多かったので、片付けようという意識はあっても、なかなか片付かなくて。自分たちの生活もある中で、いっぺんに片付けるのは難しかったです」(弟)

大型の家具は個人で運び出すのが難しく、1日や2日で片付けられる量ではない。ましてや、高齢の両親には到底無理な作業だ。

片付けの当日は雨。イーブイのスタッフ4人で、トラック2台半分の荷物を運び出す見込みだ。

ゴミが大量にあるわけではないが、手付かずだった実家の片付けがスタートした(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

ある日、借金を残し「金目のモノ」を持ち逃げした夫

1室だけ、とある事情を抱えた部屋があった。かつて姉の元夫が、オフィスを兼ねて無償で使わせてもらっていた部屋だという。

スタッフが仕分けを進めると、ゲームの箱がいくつも出てきた。姉の息子のモノだが、中身だけが抜き取られていた。ブランド品の箱も残っていたが、高価な品は持ち出されている。実は元夫は行方がわからなくなっており、連絡が取れないという。

姉の元夫が使っていた部屋には私物が残されたままだ(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
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