そんな新横浜駅だが、線路を挟んで東西で顔つきが全く異なる。
ビジネス、エンタメ、住宅地の3機能が絡み合う街にフードホールが爆誕
現在でこそ特徴的なビジュアルでランドマーク的なプリンスホテル、オフィスビルや横浜アリーナ、さらに少々足を延ばせば日産スタジアムなど箱モノがいくつもある一帯だが、こうした施設がそろったのはここ40年ほど。当時を知る関係者は「駅ができた後も、しばらくはキャベツ畑しかないような場所だった」と振り返る。
大きな転機が85年だ。先に触れたように横浜市営地下鉄が乗り入れ、新幹線「ひかり」の停車本数も増加した。ここからオフィスやホテル、専門学校などの進出が加速していく。さらに89年には横浜アリーナが完成し、98年には現在の日産スタジアムも開業。「新幹線の停車駅」としての顔以外に、ビジネスやスポーツなどイベントなどのコンテンツがそろっていった。
とはいえ、こうした開発が及んでいるのは駅の西側に過ぎない。非常に幅広な環状2号線が通り、新横浜プリンスホテルに横浜アリーナ、新横浜ラーメン博物館といった施設が目白押し……なのだが、反対側から外に出ると、まるで別世界のような光景が広がる。
まず目につくのが駐車場の多さで、それ以外には民家、民家、民家。別の駅どころか別世界に迷い込んでしまったかのような落差に驚かされる。
つまり新横浜にはオフィスとしての機能、さらにイベントなどのエンタメ、さらに住宅地といったいくつもの機能・ニーズがあると整理できる。


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