「人の真似をする」と聞くと、あまりいいイメージを持たない人もいるかもしれません。自分で考えずに他人に頼っているように感じる人もいるでしょう。
でも、「学ぶ」という言葉は「まねぶ」、つまり「真似る」から来ているという説もあるように、学びはそもそも真似ることから始まるものだと思います。
スポーツでも、上手な人のフォームを真似するところから練習を始めます。料理でも、最初はレシピ通りに作ってみるものです。基本の型を身につけてから、少しずつ自分なりのアレンジを加えていく。勉強も同じなのではないでしょうか。
もちろん、誰かのやり方をそのまま真似すれば必ずうまくいく、というわけではありません。人によって得意なことも、使える時間も、置かれている環境も違います。
だからこそ、東大合格者たちは「自分と似た人」を探して、その人のやり方を参考にしているのだと思います。
結局のところ、成績を上げるいちばんの近道は、合格した人のやり方を模倣することなのかもしれません。
「合格した人のやり方を模倣する」が最適解?
自分と似た状況から合格した人がいるなら、その人がたどった道筋は、自分にとっても一つの道しるべになります。どの時期に何をすればいいのか、どこでつまずきやすいのか、どうやって乗り越えればいいのか。それを先に知っておけるだけでも、受験勉強はずいぶん進めやすくなるはずです。
『東大理Ⅲ』が40年以上にわたって読み続けられてきたのも、多くの受験生が「自分と似た誰か」の経験を求めてきたからなのかもしれません。
もし今、勉強のやり方に迷っている人がいたら、まずは合格体験記を手に取ってみてはいかがでしょうか。その中から自分と似た人を一人探してみる。それだけでも、これから何をすればいいのかが、少し見えてくるかもしれません。


※ログイン後、コメント入力が可能です。