このとき私は、会話がはずむかどうかは、"話の中身"より"リアクション"で決まると確信しました。
ということで、口下手な人も、話し上手な人も、だまされたと思って「さ・し・す・せ・そ」のトークを活用してみましょう。相手のコメントに対し、ただ無言で相づちを打つのはあまりにもったいないです。
1つ例を見てみましょう。
相手「うちは最近、内々で新規事業に力を入れていてですね……」(ここで、ただ黙ってうなずいていると次の情報が出てきません)
あなた「そうなんですか!」(そ)
相手「空飛ぶ自動車の開発を考えているんですよ」
あなた「すごいですね、さすがですね!」(す)・(さ)
〈効果〉→相手は「もっともっと話したいモード」に入る
では、なぜ「さ・し・す・せ・そ」が効果的なのでしょうか。理由は、とてもシンプルです。この5つはすべて、相手の存在・経験・価値を肯定する言葉だからです。人は本能的に、「自分の話を喜んで聞いてくれる人」「自分を認めてくれる人」に信頼を抱きます。すべての相づちを「さ・し・す・せ・そ」に置き換える、くらいの気持ちでいきましょう。
「話が伝わらない人」がハマっている3つの罠
こちらは内容の濃い説明をしているつもりなのに、聞き手がスマホを見はじめたり、眠そうにしていたり。ちゃんと聞いてもらえず寂しい思い。そのような経験はありませんか?
会話やプレゼンで「伝わる人」と「伝わらない人」の差は、話の内容そのものもさることながら、声の使い方(抑揚)にもあります。どんなに良いアイデアでも、一本調子で話されると、相手の耳にはほとんど残りません。
逆に、声の高低、強弱、スピードに少し変化をつけるだけで、相手の集中力は一気に高まり、「ここが大事」 というメッセージが自然と伝わるようになります。抑揚を意識することは、相手の集中力を維持し「ここが大事」というメッセージを届けるための大切な武器となります。かつ、じつはそれだけでなく、その集中力を守る、相手への思いやりのスキルでもあるのです。


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