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ライフ #中たんぺいのまんぷくウェルネス

高級寝具でもリカバリーウェアでもない…「世界の一流」が疲れを翌日に残さないために実践する寝る前《3つの習慣》

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ベッドで眠る人物
睡眠の質を上げるヒントをお届けします(写真:pearlinheart/PIXTA)
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7時間睡眠を確保する上で重要なのが、仕事を含めた1日の過ごし方だ。越川さんの調査によると、グローバル企業で働くエクゼクティブには3つの習慣があるという。

1つ目が、仕事を早い時間に切り上げることだ。海外で働くエグゼクティブは繁忙期を除いて、16時から17時の間に仕事を終えるそうだ。

「例えば、私がマイクロソフトに務めていた時の上司も夕方に退社していました。マイクロソフトは世界中に支社があります。世界中で部下が働いているので、24時間プロジェクトが動いている状態です。タイムリーに対応し続けるのは難しいため、必要な業務を終えたら仕事を切り上げていました」

2つ目の習慣が朝と夕方の運動だ。朝の5時台にフィットネスジムを訪れて、ランニングや水泳などの有酸素運動を約1時間実施。夕方にはバーベルなどを扱った筋力トレーニングを行うという。

「睡眠時間を確保するためには生活のサイクルを一定に保つことが重要です。早朝に運動する習慣があることで、起床時間が定まります。夕方のトレーニングには、デスクワークで凝り固まった筋肉の血流を改善する効果もあります」

3つ目の習慣が、寝る前にブルーライトを避けることだ。

「寝室にスマートフォンを持ち込むと、メールやSNSを見たりしてしまいます。そのため、海外のエクゼクティブの多くは寝室にスマートフォンを持ち込みません。その代わりに置き時計を置いています」

2回のうつにより、睡眠を重視した生活へ

越川さんの現在の睡眠時間は7時間だ。22時に就寝し、5時に起床する生活を送っている。しかし、越川さんは睡眠時間を削り、仕事に打ち込んでいた時期も多かったという。なぜ睡眠を重視するようになったのだろうか。その背景にはうつを2回患った経験がある。

1回目のうつは日本企業で働いていた29歳の時に訪れた。仕事で成果を出すのが楽しかった越川さんは、会社で寝泊まりを繰り返していた。夜中の2時や3時に仕事を終えると会議室に向かい、ダンボールを広げて横たわる。翌朝の5時から6時の間に起床し、再び仕事に取り組む。体力があったため、体調を崩すことはほとんどなかった。しかし、ある日、先輩のひと言で自身の不調に気づいた。

「先輩が出社してきた時に『お前なにふざけているんだ』ってめちゃくちゃ怒られたんですよね。ハッとして足元を見たら、左足が革靴で右足がサンダルだったんです。産業医の先生に診てもらい、医師の診察を受けたところ、うつだと診断されました」

越川さんは約2週間会社を休職する。医師の指示に従い、7時間以上の睡眠を取った生活を送ると体調が回復。生活リズムを改善したことで、睡眠の重要性に気づいた。

「激務の会社に勤めていたので、『このまま働き続けるとうつが再発しそうだ』と考えて、外資系の企業に転職しました」

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