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キャリア・教育

AI依存を救う…《自分なりのものの見方》を育てる思考法、"アーティストが作品づくり"の裏で実践している「3つのこと」

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デッサンに取り組む人
(写真:Graphs / PIXTA)
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「アート作品は、地面の上に咲いた『花』でしかありません。自分自身の興味関心は『種』、この種を元にあれこれ考えを繰り広げ『根っこ』のように広げていくと作品ができます。大事なのは根っこなのです。実際の植物も、冬になると花は枯れてしまいますが、根っこは生きていてまた花を咲かせます。

しかし、学校の授業ではどうしても花という成果物に注目が向かい、花の作り方や、花を評価する内容になりがちです。私も一教員として花にばかり目がいっていたことに気づき、『じゃあ、もっと根っこの部分を大事にする授業をやってみよう』と思うようになったのです」

セットアップした探究学習だけでいいのか

2020年にスタートした現行の学習指導要領では、探究学習が重視されている。変化の激しい時代の課題に対応するには知識だけでは不十分で、問いを立てて試行錯誤しながら解決に導く必要があり、その力を学校教育で養おうとしている。

こうした背景と、従来の学校教育に対する問題意識が結びつき、末永氏はアーティストのように考えることと探究を結びつけて活動するようになる。

「探究学習ではどうしても、最後の“成果”の部分に至る最短ルートを想定し、計画を立てることになります。すると、『これを実現するためには最初に良い問いを立てなければ』となります。こうして探究学習はセットアップしたものになっていきがちです。しかし、探究は本来、そんなにきれいにいかないもの。うまくいった例を見返したらそのルートを通っていた、ということはあるかもしれませんが、その裏にはうまくいかなかった例がいくつもあるのです」

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