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キャリア・教育

AI依存を救う…《自分なりのものの見方》を育てる思考法、"アーティストが作品づくり"の裏で実践している「3つのこと」

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デッサンに取り組む人
(写真:Graphs / PIXTA)
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その末永氏が一貫して伝え続けているのが、「アーティストのように考えること」の大切さだ。

「アーティストは作品を作る裏側で、3つのことをしています。①自分なりのものの見方で世界を捉え、②自分だけの答えを作り、③それによって新たな問いを生み出すこと。こうして形になったのが、アート作品です。アーティストが行っているこの思考方法は、狭義の美術界だけでなく、教育やビジネスの場でも生きるものだと思います」

末永幸歩(すえなが ゆきほ)アート教育実践家・アーティスト/武蔵野美術大学 造形学部 卒業。東京学芸大学大学院 教育学研究科(美術教育)修了。中学・高校の美術教師として教壇に立つ中で、「絵を描く・ものをつくる」「美術史の知識を得る」ことに偏重しがちな美術教育に問題意識を抱く。以来、アートを通して「自分なりのものの見方」を育み、「自分だけの答え」を探究することに力点を置いた授業実践を行ってきた。2020年に独立。全国の学校で出張授業を展開するほか、企業・団体への講演やワークショップなど、大人に向けたアートの授業も行っている。23万部のベストセラー『「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考』に続き、『「いまを生きる力」を取り戻す 感性の教室』を7月に発売(いずれもダイヤモンド社)(写真:ダイヤモンド社提供)

作品は“花”、大切なのは“根っこ”

AIにプロンプトを与えるだけで精度の高いアウトプットが可能になった世の中だからこそ、自分起点が大事ということだろう。

「自分はどう感じるのか……人間の感情や感覚、思いを起点として探究し、答えを導くことやその答えが、あらゆる分野で必要なのでは」と末永氏は語る。

この思いの背景にあるのが、美術教師として抱いた問題意識だ。末永氏は植物のメタファーを使って自身が抱いた問題意識を説明する。

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