その末永氏が一貫して伝え続けているのが、「アーティストのように考えること」の大切さだ。
「アーティストは作品を作る裏側で、3つのことをしています。①自分なりのものの見方で世界を捉え、②自分だけの答えを作り、③それによって新たな問いを生み出すこと。こうして形になったのが、アート作品です。アーティストが行っているこの思考方法は、狭義の美術界だけでなく、教育やビジネスの場でも生きるものだと思います」
作品は“花”、大切なのは“根っこ”
AIにプロンプトを与えるだけで精度の高いアウトプットが可能になった世の中だからこそ、自分起点が大事ということだろう。
「自分はどう感じるのか……人間の感情や感覚、思いを起点として探究し、答えを導くことやその答えが、あらゆる分野で必要なのでは」と末永氏は語る。
この思いの背景にあるのが、美術教師として抱いた問題意識だ。末永氏は植物のメタファーを使って自身が抱いた問題意識を説明する。


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