「DIYそのものが好きだったというより、自分の家だからこそ、好きな色や素材を自分で選んで、実際に手を動かすのが楽しかったんですよね」
最終的な費用の内訳はこうだ。工務店への施工費は380万円+税。建築家への設計・監理費は38万円+税。設計・施工費を合わせて418万円+税。さらに照明やペンキ、タイル、浄水栓など、自分で購入した施主支給品が約21万円。これらと消費税を含めると、リノベーションにかかった総額は約472万円となった。
最初に決めた3つの希望は実現できた
当初の予算450万円は少し超えたものの、最初に決めた「玄関を広くする」「LDKの間仕切りをなくす」「キッチンを一新する」という3つの希望は実現できた。
「400万円台ではほとんどなにもできないんじゃないかって思ってたんですけど、振り返ると、意外と希望通りになりました」と語るTSUNさんだが、そのなかでも最後まで頭を悩ませたのがキッチンだった。
当初の見積もりは、キッチンだけで約300万円。ここからどのように費用を抑えたのだろうか。
後編では、キッチンのコストダウンの方法と、完成した家に10年以上暮らしてわかったこと、さらにリノベーションの経験がその後の仕事に与えた影響について聞く。


※ログイン後、コメント入力が可能です。