有料会員登録
ライフ #親の老いに、あわてない「介護のリアル」

「私はどこも悪くない!」認知症が疑われる親が病院を拒否…困り果てた家族が試したい「受診につなげる4つの方法」

6分で読める
親の認知症が疑われるとき、どうやって医療機関を受診してもらえばいいでしょうか?(写真:Luce / PIXTA)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

3:「うそも方便」作戦を実行

受診について、親への提案方法を工夫してみましょう。

「うそも方便」といいます。

例えば、下記のように提案して、受診させることに成功したケースは多いです。どう言えば耳を貸してくれるかは、親の性格や日頃の親子関係によっても違います。

本来、うそは避けたいですが、親のことを思ってのやさしいうそは許されると思います。

 例1:「70歳以上は全員、認知症の検査を受けることが決まった」

 例2:「今月いっぱい、認知症の検査が無料。来月から高額になる」

 例3:「最近、私、物忘れが増えて困っている。若年性認知症かも。病院で検査を受けたいけれど、1人じゃ不安。一緒に来てくれない?」

家族だからと抱え込まないで

4:「認知症初期集中支援チーム」に相談する

各自治体が設置している「認知症初期集中支援チーム」に支援を依頼する方法もあります。医師(認知症サポート医)と医療・介護の専門職で構成されたチームが、対応方法を検討し、計画を立て、訪問支援を実施します。

窓口は地域包括支援センターで、受診の際の医療費はかかりますが、支援については無料です。

利用できるのは40歳以上で、自宅で生活しており、認知症が疑われる人または認知症の人で、次のいずれかに該当する人です。

・認知症の診断を受けることを本人が拒否している
・病院の受診を中断してしまっている
・介護サービス利用に、うまくつながらない
・認知症の症状が強く、対応に困っている

どうか、家族だからと抱え込まないでください。

これら4つの方法を、1つ、あるいは組み合わせてトライしてみましょう。きっと、医療や介護サービスにつながることができると思います。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数