温暖化の影響と農業の問題
Q:温暖化は「食料生産」に影響を与えるのか?
A:「コメの収穫が20パーセント減」の可能性も
温暖化による農業や生態系への影響を具体的に見ていきましょう。
作物にはそれぞれ育ちやすい温度や水の条件があります。そのため、温暖化によってこれまで栽培しにくかった寒冷な地域で作れるようになる作物もあるでしょう。しかし、温度が適した範囲を超えると、収量が落ちたり、品質が下がったりします。
日本のコメ(米)の場合、登熟期(米粒が実っていく時期)の高温によって、米粒が白く濁る「白未熟粒」が増えることが知られています。これは収量そのものだけでなく、品質や等級にも関わる影響です。
果樹でも、リンゴの日焼けや着色不良のように、高温による品質低下が問題になります。高温は、作物の生育を早めるだけでなく、実のつき方、色づき、粒の充実、収穫時期にも影響するのです。


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