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ライフ #長寿の食卓

髙嶋ちさ子父・弘之さん(92歳)ダウン症の長女と囲む食卓…《週1でケンタ・脂身大好き》でも、「週5出勤」で超元気なワケ

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髙嶋弘之さん
92歳の音楽プロデューサー・髙嶋弘之さんは、ダウン症の長女と2人暮らしをしています(撮影:谷川真紀子)
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髙嶋さんは、「秘訣というほどのものではなくて、現在の健康の“原因”だね。これは3つありますよ」と断りを入れてから、語ってくれた。

1つめは、規則正しい生活。朝7時起床、夜11時就寝。8時間睡眠。平日5日の電車通勤。これがベースで生活が回っている。

「規則正しい生活は未知子と暮らしているからだね。未知子は作業所に通っていて、僕も事務所に通勤しているので、生活のリズムやルールがきちんとでき上がっているんです」

「自前の歯」でパクリと硬いフランスパンにかぶりつく髙嶋さん(撮影:谷川真紀子)

歩行器で「週5日の電車通勤」を欠かさない

“通勤”とさらりと口にするが、92歳にして週5日出勤とは驚きだ。

髙嶋さんは、脚の衰えから外出時は歩行器を利用している。しかしよく歩く。歩行器を使う前は、自宅から駅までバスを利用していたそうだが、今は駅まではタクシーを使い、電車を2本乗り継いで、事務所がある代官山に向かう。通勤時間はドアツードアで片道40分。

「ちさ子がね、『お父さん、すごい』って言うから、そうだよ、えらいだろって言ったら、なんのことはない、『アプリでタクシー呼べるんだね』って。そこか?と思ったよ」

幼少期の出来事から人の名前まで、実に多くのことが頭に入っている。昔から記憶力がいいのが強みだったという(撮影:谷川真紀子)

大笑いする髙嶋さんだが、92歳の御年で歩行器を使って毎日通勤というのは、やはりすごい。

「いや、僕の歩行器は見た目より軽くて、簡単に折り畳みもできるんです。階段は持ち上げて登れるし、電車に乗るときは折り畳めば大丈夫」

そして、きっぱりと言う。

「人間も動物だから、動けない・食べられないとなったら終わり。だから現状維持しつつ、もっと脚を鍛えたいと思っています」

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