未知子さんは料理、洗濯、掃除とひと通りの家事はでき、髙嶋さんも身の回りのことは自分でやる。食事作りは分担制で、朝食は未知子さん、夕食は髙嶋さんが担当だ。
「朝食は家内が作っていた定番メニューを未知子が引き継いで作ってくれます。トーストと生野菜サラダに、卵料理かソーセージ。これにアロエ入りのヨーグルト、牛乳、コーヒーですね。これが朝7時半にテーブルに並んでいて、未知子と一緒に『いただきま~す』です」
卵料理はゆで卵だったりオムレツだったりと、日によって替わる。ゆで卵はレンジでチンするゆで卵メーカーを使っているそうで、髙嶋さん好みのトロッと半熟加減で「出来はまあまあ」。大好きなオムレツも上手に作ってくれるが、「家内のほうがうまいね」と、なかなかずうずうしい父である。
毎日スーパーで買い出しし、夕食を作る
髙嶋さん担当の夕食はだいたい19時前後。毎朝、冷蔵庫の中身を確認してから出勤し、献立を考えながら仕事の帰りがけに地元のスーパーで買い物をして、帰宅後は一気呵成に夕食を作り上げる。1週間のうち、金曜日は未知子さんの希望で寿司の日。「メインが寿司なので、スーパーで折詰を買って帰るだけ。僕も金曜日は楽させてもらっています」と笑う。
昭和ヒトケタ生まれ、「男子、厨房に入らず」世代の髙嶋さんだが、持論は、男性だろうが高齢者だろうが指先も頭も使う料理はどんどんやるべき、である。
「得意料理はキッチンにあるもので作る、ありもの料理(笑)。チャーハンとか、お肉と野菜を炒めたものとかね。僕はね、昔から料理の味付けがうまいんですよ。それとね、盛りつけが美しい。“おいしく、美しく”が僕の料理のモットーです」


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