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「21時以降に行くとハイボールが"ゼロ円"に」 大胆施策で酔客が殺到する「ジンギスカン大衆酒場」の儲けのカラクリ

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「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」横浜店
「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」横浜店(写真:筆者撮影)
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とはいえ、すでにあるホルモン酒場と同じモデルを立ち上げても差別化にはならない。卓上サーバーと組み合わせる食材を検討したところ、候補にあがったのがジンギスカンだった。

同社の代表取締役社長・武長太郎さんがジンギスカン好きだったことも後押しとなり、河島さんは本場の北海道を訪問。そこで目にしたのは、ジンギスカンが日常的に親しまれている光景だった。

「北海道でこれほど根付いているのですから、他のエリアでチェーン展開してもきっと広まると思いました」

そんな実感を確かなものにしたのが、都内で繁盛を続けるジンギスカン店の存在だった。羊肉ブームはこれまで何度か訪れているが、ブームの収束後も営業を続け、支持を集める店がある。同社の主な出店エリアである首都圏でも、需要はあると見込んだ。

市場の追い風もあった。2018年の羊肉輸入量は、前年比で11.1%増(農林水産省「2018年 農林水産物輸出入概況」より)。新業態を立ち上げるにはいいタイミングだった。

こうして、2019年7月に千葉・柏に1号店をオープン。根強い支持を集める専門店があるとはいえ、ニッチなジャンルであるジンギスカンに「酒場」の要素を掛け合わせ、より気軽に足を運んでもらえる店を目指した。

大衆酒場らしい雰囲気の店内(写真:一家ホールディングス提供)

ジンギスカンの「入門店」として食べやすさを追求

鉄鍋で香ばしく焼き上げたラム肉(写真:一家ホールディングス提供)

より幅広い層にジンギスカンを身近に感じてもらううえで、大きな壁となったのが羊肉特有の「クセ」だった。

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