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──現在のエネルギー情勢をどう捉えていますか。
アメリカとイランの戦争が長期化し、先行きが見通せない状況が続いている。ホルムズ海峡の封鎖による影響はとりわけ日本を含むアジア諸国で大きく、エネルギー源の多角化、調達ルートの分散化は極めて重要だ。日本が輸入する石炭は中東依存度がほぼゼロであり、供給面での安定性に優れている。
戦争が勃発して以降の価格の上昇幅も原油や液化天然ガス(LNG)と比べて緩やかだ。そうした中、低発電効率の石炭火力発電に対する稼働抑制措置を2026年度については適用しないと政府が決めたことは、電力需給の逼迫を防ぐという意味で重要な政策判断だ。
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