有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #経済を見る眼

問題だらけの消費減税、残された課題は何か…何層にもわたる批判を押しのけて閣議決定した高市政権

3分で読める 有料会員限定
高市首相
(写真:Kiyoshi Ota/Bloomberg)

2027年4月から2年間、食料品についての消費税率を現在の8%から1%へ引き下げることが事実上決まった。この消費税率引き下げについては、提案段階から批判的な意見が多かった。これらの批判は何層にも入り組んでおり、ここで整理してみたい。

まず基本的に、消費税を減税することそのものへの批判がある。「社会保障の財政基盤が揺らぐ」「減税分だけ価格が下がるとは限らない」「元に戻せなくなる」などがそれである。

8人の経済学者が輪番でお届けする『週刊東洋経済』の看板コラム。【水曜日更新】

これに、物価対策として2年間だけ税率を下げることについての批判が重なる。「所得が高いほど食料品の消費額も大きいので、減税は高所得層に有利となる」「一時的に実質所得が増えるだけなので景気刺激効果は小さい」などである。

そして今回、具体策が明らかになったことによって、「物価対策としてタイミングがずれている」という批判も加わることになった。

それは以下のような内容である。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数